DATE : 2008/01/04 (Fri)
category: 石川
2泊3日 奥能登の旅(旅程)、3日目。先ずは曹洞宗大本山 總持寺祖院です。“総持寺”とも書かれるようです。本山は43年横浜市鶴見に移り、總持寺は祖院となった。700年ほど前に、瑩山禅師によって曹洞宗大本山として開かれました。江戸時代には全国から修行僧が集結していたそうですが、明治31(1898)年の火災で多くを焼失してしまったのを機に本山は神奈川県横浜市鶴見へ移され、こちらは祖院となりました。横浜の本山には石原裕次郎さんも眠っていらっしゃるのだとか。
駐車場は入り口からちょっと離れた所にありました。道の途中には学校がありました。帰り際、お正月早々、学生さん達が歩道のお掃除をしていました。挨拶をしてくれる子もいてとても良い印象を受けました。部活の一環としてのお掃除なんだそうです。大変だな~。
ツアーだったせいか、係りの方が説明しながら案内してくれました。先ずは左手に経堂(写真下)が現れます。加賀六代藩主吉徳公から寄進された漆塗渡金金具なのだとか。石川県重要文化財だそうです。
経堂の中(写真下)です。正面の赤色の像は誰だったか忘れてしまいましたが、2007年の3月25日の能登半島地震で前方に倒れてしまったのだそうです。修復がままならない状況だそうで、手の所などかなり負傷されている痛々しいお姿。ちょっと切ない気持ちになりました。像の後方が経蔵です。8(6?)角形で回転します。格子になっている一つ一つにお経をしまっておけるのだそうです。
入り口正面、経堂のすぐ近くには大きな山門があります。禅のお寺らしく(?)質実とした厳かな山門はとても美しく感じました。全体の写真を撮り忘れちゃったのが残念です。山門の前には朱色の橋があり、山門とのコントラストも素敵でした。こちらの山門も地震の被害で傾いてしまったそうで山門に続く階段脇の建物の瓦と下側の屋根がくっついてしまっていました。今ではこの階段も使えなくなってしまったそうです。
仏殿には人の1.5倍ほどありそうな大きな“しゃもじ”と“すりこぎ”がありました。しゃもじは“己が身は水をも火をもいといなくすくい上ぐるぞ御佛の慈悲”、すりこぎは“己が身をすりへらしてぞ人のため世のためつくす御佛の慈悲”を現しているのだそうです。又、こちらには襖4枚に書かれた山岡鉄舟の書もあります。
こちら(写真下)は法道(大祖堂)です。
写真は僧堂(坐禅堂)です。地震の被害は大きく立ち入り禁止状態の為、現在は別の場所で日々の修行をなさっているそうです。禅のお寺にとって坐禅は欠かす事の出来ないものということで、僧堂の修復から手がけられるそうです。的確な方針になんだかホッと安心した気持ちになりました。
地震の被害はかなりのもので、瓦がおちてしまったり、壁が崩れてしまったりしている所もたくさんありました。地震の被害から立ち直られ、少しでも早く以前と同じ生活に戻る事が出来るよう心からお祈り申し上げます。心ばかりですが、応援の意味もこめてお守りをわけて頂きもらいました。
普段は前もって予約すれば、精進料理や座禅体験、宿泊もできるそうです。トイレも新築されたばかりだそうで、とても綺麗で良かったです。
曹洞宗大本山 總持寺祖院
住所:〒927-2156 石川県輪島市門前町門前1-18番甲地
TEL:0768-42-0005
FAX:0768-42-1002
URL:曹洞宗大本山 總持寺祖院 ホームページ
8:00~17:00
大人400円
駐車場は入り口からちょっと離れた所にありました。道の途中には学校がありました。帰り際、お正月早々、学生さん達が歩道のお掃除をしていました。挨拶をしてくれる子もいてとても良い印象を受けました。部活の一環としてのお掃除なんだそうです。大変だな~。
ツアーだったせいか、係りの方が説明しながら案内してくれました。先ずは左手に経堂(写真下)が現れます。加賀六代藩主吉徳公から寄進された漆塗渡金金具なのだとか。石川県重要文化財だそうです。
経堂の中(写真下)です。正面の赤色の像は誰だったか忘れてしまいましたが、2007年の3月25日の能登半島地震で前方に倒れてしまったのだそうです。修復がままならない状況だそうで、手の所などかなり負傷されている痛々しいお姿。ちょっと切ない気持ちになりました。像の後方が経蔵です。8(6?)角形で回転します。格子になっている一つ一つにお経をしまっておけるのだそうです。
入り口正面、経堂のすぐ近くには大きな山門があります。禅のお寺らしく(?)質実とした厳かな山門はとても美しく感じました。全体の写真を撮り忘れちゃったのが残念です。山門の前には朱色の橋があり、山門とのコントラストも素敵でした。こちらの山門も地震の被害で傾いてしまったそうで山門に続く階段脇の建物の瓦と下側の屋根がくっついてしまっていました。今ではこの階段も使えなくなってしまったそうです。
仏殿には人の1.5倍ほどありそうな大きな“しゃもじ”と“すりこぎ”がありました。しゃもじは“己が身は水をも火をもいといなくすくい上ぐるぞ御佛の慈悲”、すりこぎは“己が身をすりへらしてぞ人のため世のためつくす御佛の慈悲”を現しているのだそうです。又、こちらには襖4枚に書かれた山岡鉄舟の書もあります。
こちら(写真下)は法道(大祖堂)です。
写真は僧堂(坐禅堂)です。地震の被害は大きく立ち入り禁止状態の為、現在は別の場所で日々の修行をなさっているそうです。禅のお寺にとって坐禅は欠かす事の出来ないものということで、僧堂の修復から手がけられるそうです。的確な方針になんだかホッと安心した気持ちになりました。
地震の被害はかなりのもので、瓦がおちてしまったり、壁が崩れてしまったりしている所もたくさんありました。地震の被害から立ち直られ、少しでも早く以前と同じ生活に戻る事が出来るよう心からお祈り申し上げます。心ばかりですが、応援の意味もこめてお守りをわけて頂きもらいました。
普段は前もって予約すれば、精進料理や座禅体験、宿泊もできるそうです。トイレも新築されたばかりだそうで、とても綺麗で良かったです。
曹洞宗大本山 總持寺祖院
住所:〒927-2156 石川県輪島市門前町門前1-18番甲地
TEL:0768-42-0005
FAX:0768-42-1002
URL:曹洞宗大本山 總持寺祖院 ホームページ
8:00~17:00
大人400円
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